告知書の記入するときのポイント!
告知書の記入で悩んだり、迷ったりする方も多いと思います。
特に過去に病気や手術を経験されている方、持病(既往症)が
ある方は、「万が一の時に給付されなかったらどうしよう」など
考えると不安になると思います。
大事なことはありのままを申告するということです。保険会社の
社員や代理店の募集人に申告しても告知にはなりませんので
告知書の質問に正直に記入しましょう。
告知書の質問について
最近3ヶ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたか?
医師の診察を受けた事実があれば、病気やケガ以外でも告知は必要です。薬の処方のみも必要。
風邪(インフルエンザ)も完治していても告知したほうがいいでしょう。歯の治療は、虫歯の治療は必要
ありませんが、インプラント、歯周病は告知が必要。ただし、保険会社によって違う場合もありますので、
不安なときは、担当者や保険会社に確認して下さい。
過去2年以内に、健康診断・人間ドックで異常の指摘を受けたことがありますか?
(検査・再検査の結果、異常がなく診療完了した場合は除く)
会社での健康診断や自発的に受けた健康診断(がん検診なども含む)で検査結果で数値が標準値を
外れた場合、「要経過観察」、「再検査」、「治療を受けるように指摘」となります。その場合は、詳細欄に
記入が必要です。記入するときは検査結果や指導内容は詳しく記入しましょう。
健康診断や人間ドックを受けていない方は、一般的には「いいえ」
過去2年以内に、医師から経過をみるための診察・検査を受けるように指導されたことがありますか?
1年に1回の経過観察も該当しますが、勝手な思い込みで治っていると勘違いする人もいます。
年に1回でも月に1回でも通院です。わからない場合は確認することが大事です。
2年以内に通院もなければ検査などの指導もなく、まったく病院にかかってない方は該当しません。
過去5年以内に手術を受けた、または7日以上の入院をしたことがありますか?
6年、7年前のことは必要ありませんが、5年以内かどうかわからない場合は調べる必要があります。
「多分5年より前だった」など、あいまいな記憶で告知するといざという時に給付されない可能性も
考えられます。病院で受取った領収書などの書類は保管しておきましょう。
手術には、帝王切開・内視鏡手術・レーザー手術なども含まれます。わからない場合は確認しましょう。
女性の場合、正常分娩は除きます。(妊娠・分娩に伴う異常で手術、7日以上継続入院は含まれます)
過去5年以内に、初診から習診までの期間が7日以上にわたる医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがありますか?
受診は1日でも7日分以上の薬をもらった場合や受診は2日でもその間が7日以上にわたる場合も該当します。7日以上の「7日」を病院での受診を7日と勘違いする方もいるので注意が必要です。
該当した場合は、詳細欄にありのままに記入しましょう。
告知書にある経過観察中について
入院・通院・投薬などの治療後、医師から治療の必要なしと言われたが、
年に1回〜数回の通院・検査を指示されている状態など。医師からの指示がなく治療を中断している、
医師の指示がなく自主的に検査などをしている状態。
医師から完治を理由に、今後の通院・検査・投薬の必要がないと言われたら「完治」です。
告知書は詳しく書くと加入が難しくなると考える方がいますが、あいまいな表現や簡単に記入すると病気の度合いがわかりませんので、重症と判断される可能性もあります。逆に正直に告知したほうが、現在の症状がわかりますので加入できることもあります。
もし断られても他の保険会社に加入できることもありますので、正直にありのままを告知しましょう。