古いガン保険は解約したほうがいいのか?
古いがん保険を解約するかどうか迷う方が
多いと思います。
解約すると元に戻せませんので、その前に
保障内容を確認して必要かどうか考えた
上で納得してから解約することが大事です。
掛捨てもあれば払戻金があるタイプもあります。
相談する場合は、中立の立場の代理店が
保険会社の偏りもなくいいでしょう。
解約するときは保障の内容を理解し、必要かどうかを考える。
保障の内容を理解しないで解約すると、あとで「やっぱり解約しなきゃよかった」となるかもしれません。
解約したあとに「やっぱり元に戻して」といっても難しい話です。
解約する時に考えて欲しいのが、現在のがん治療に対して保障がどれだけ対応しているか?
入院・通院・手術の保障があるかないか、まずは入院に関する条件から確認しましょう。
1入院は何日までか?通算何日までか?現在は日数無制限が主流になってきてます。
通院は退院後、何日間保障があるか?通算何日までか?
通院保障の条件でも話しましたが、入院後の通院でなければ保障されないタイプもありますので、
何日入院後に通院保障があるか?
最近は抗がん剤・手術・放射線の三大治療の場合、入院の有無に関係なく日数無制限の保険もあります。
手術に関してはがん保険の他に医療保険に加入している方が多いので、加入している方は手術の保障が付加されているか、保障の金額はいくらか確認しましょう。加入している方はがんの手術の場合は医療保険からも給付されます。
古いがん保険の中には、一部の保障が65歳を過ぎると半額になるタイプもありますのでご確認ください!(保険料は変わりません)
保障の条件が現代に合わなければ解約すればいいの?
すべて解約する必要もありません
保障は足りないけど新規に加入すると保険料が上がるので無理。そんな方は『特約』を付加する方法もあります。足りない保障を補い新規加入するより保険料を抑えられるということです。
新規にがん保険に加入しても、古いがん保険は保険料が安く、掛け捨てではないのでそのままにしておくという方法もありますね。(ただし、払戻金は加入期間や加齢により減っていきます)
私自身も20年位前に加入したがん保険は解約しないで継続しています。なんといっても保険料が安いですから。もちろん新しいがん保険に加入もしていますので、万が一のときは両方から給付されることになります。(まとまったお金が欲しいときに解約を考えようかと思っています)
解約するとがんに対する保障がなくなりますので、十分に考える必要がありますね。
あまり説明も無く 解約ばかり勧める代理店などは遠慮したいものですね。
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