すい臓がんの術後生存率向上!経口抗がん剤「S-1」
すい臓がん術後生存率向上というニュースがありました。
これまでは術後、点滴抗がん剤「ゲムシタビン」を投与すると、2年後の生存率が53%に対して、経口抗がん剤「S-1」を使用すると70%と大幅に向上したと、静岡県立静岡がんセンターなどのチームが発表しました。
すい臓がんは増加傾向にあり、2011年の死亡者数は2万9千人。がんでは5番目の死亡者数です。
すい臓がんは早期発見が難しいため、手術で切除できる患者は2〜3割と少なく、手術も高度の技術が必要です。
また、手術後2年以内の再発は70%という難治性の高いがんです。
2007年〜2010年、ゲムシタビンとS-1使用するグループに分け2012年7月までの追跡したデータで
17ポイントも差がついたので、今後のすい臓がんの術後治療に置き換わるのではないかと言われて
います。
今後に期待!
すい臓がんの患者さんの術後の生存率が向上という発表は、がんは2人に1人の時代なので将来的に期待がもてるニュースですね。
がんと診断された時は、当然ショックが大きいです。しかし、その後はがんと戦わなくてはなりません。
がんを治療する選択肢が多ければ多いほど、がんを克服できる可能性が高くなります。
今後もがんの研究が進歩することを願います。
もちろん、がんに掛からない生活習慣を心がけることが大事ですね!